感想

感想を書きます

短歌の改作をしてみる( 穂村弘『短歌という爆弾』を読んで )

恋人が恋人の恋人と住む丘には風は吹かないのです ( 神谷きよみ ) 穂村弘の著書『短歌という爆弾』の中の、電子メールによるやりとりを通じて短歌のレッスンを行うという企画で、ピアニストである神谷きよみが穂村弘に送った一首です。 穂村弘はこの一首を、…

世阿弥『風姿花伝』3

過去二回に渡って風姿花伝について感想を書いてきましたが、今回で終わりにしようと思います。最後は、風姿花伝の中に度々登場する「花」という文言に関して感想を書きます。 「花」が風姿花伝の中で初めて触れられるのは、『年来稽古条々』の『十二三より』…

世阿弥『風姿花伝』2

前回『年来稽古条々』から、不遇の時期に芸道を歩む姿勢について感想を書きました。 風姿花伝ではそういった抽象的な話から、細かい能の技術まで論じられています。 "およそ、女がかり、若き為手のたしなみに似合ふ事なり。さりながら、これ、一大事なり。 …

世阿弥『風姿花伝』1

大体の人が中学や高校の授業で習う、あの世阿弥です。能を大成したといわれるあの人です。風姿花伝といえば「秘すれば花」という言葉がかなり有名で、そのあたりは知っている人も多いのではないかと思います。 "およそ、家を守り、芸を重んずるによつて、亡…

こだま『夫のちんぽが入らない』

こだまさんという主婦の方が18歳で一人暮らしを始めてから38歳になるあたりまでの20年を振り返って書いた私小説です。入らないらしいです。 インターネットを中心にかなり話題になってます。amazonの書籍部門ランキング1位になってました。 まず、めちゃく…